こんにちは!
持っている力を最大限発揮させる、メンタルトレーナーの野末貴代です。

 

ある企業の方が、部下に上手くいくやり方を尋ねられ、

「こういう風にやったら上手くいくけどやる?」

と聞くと、

「そうですね!わかりました、やります」

と答えるのに、結局やらない上に、忙しかったとか時間がなかったという言い訳をしていっこうに進まない、というご相談がありました。

 

スポーツの現場でも、指導者から同じような事は何度も聞きました。

「やるやる詐欺だよ」

と。

 

やると言いながらやらない理由は、

「本当はやりたくない」か「物理的に無理」

のどちらかになってくると思います。

 

なのになぜ「やります」と答えるのかというと、やれませんと答えづらいから、もっと言えばやれませんと言えるほど信頼関係は深くないのかもしれませんね。

やらないと言うと叱られるとか、悪い評価をされるのが怖いから、やるorやらないの選択を迫られた時に、やると答えるしかなくなる、けど否定的になっているので結局のところ言い訳をしてやれないのです。

 

やるorやらないという聞き方は、目上の人から言われると時に威圧的に感じるものです。

(やると言うしかないでしょ…)

となりますよね。

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始めからやるorやらないを聞くのではなくて、私の場合例えば

「やれそう?それともどこか難しいところある?」

「途中でくじけそうになるとしたらどういう理由が考えられる?」

 

という風に、できない理由があるとしたらここ!ということを言えるようにしています。

あらかじめ答えられる雰囲気を作ってあげると、できないかもと思っている気持ちも素直に話しやすくなるし、その考えを認めることで「やらない選択を否定されない」というさらに深い信頼関係に繋がっていきます。

 

そして、こんなやり方ならやってみたい、続けられるというやり方を一緒に考え、「やったらどうなれる?」というイメージができると、相手の表情はどんどん変わってきますよ!

 

メンタルトレーニングでは始めの方に行動計画を立てることが多いのですが、チャレンジする気持ちとマイナスの感情はたいていセットになっています。

「やる」と言っているけど、実は不安や怖さなど(やりたくない)もあることを前提に向き合うようにしていくと、良い信頼関係が築けると感じています。