ラグビーの五郎丸選手でも注目されるようになったルーティン、担当の現場でも意識している選手は多いです。

 

ところが、そもそも「何のためのルーティンか?」を理解しないまま行っている選手もいるんです。

 

今週入ったバスケの現場でも、ある選手が「この間の試合では、ルーティンの手順を間違えました。新しいルーティンを考えます」

と言いました。

image

聞けばなんだか手順が多い上に、練習中はそのルーティンをやったりやらなかったりとのこと。

「何のためにそのルーティンを入れるの?」と聞くと

「落ち着くためです」

との答え。

 

うーん、間違っているとは言いませんが、闇雲に何か同じ行動をとれば落ち着けるという訳ではないんですよね。

 

そもそもルーティンの目的は

「最高の準備で臨む習慣づけ」。

心身のリズムを整えるためのもので、おまじないやげん担ぎではないのです。

 

なので普段から同じ行動をしていて習慣になっていることが前提です。

 

例えば毎日通勤に同じルートを通って会社に行く、これも1つのルーティンと言えます。走りなれた道なら、危険な箇所や渋滞の場所も分かるし到着時間も予想できるので、安心して運転でき、何か考え事をしながらでも到着できます(注:安全運転してください)

ところが、さらに早く着ける抜け道がないかといつもと違う道を通ってみると、まず正しいか間違っているかわからない、意外と道が狭かった、え?ここ一方通行?一車線で前の車が遅い…もしかしたら全然抜け道じゃないかも、というより遅れるかも!ミスった、いつも通りに行けばよかった。

という状態になった時、安定している状態とは言えませんよね。きっと心が乱れた状態の運転は危険なものになるとおもいます。

 

それを試合に例えると、普段習慣化されていないルーティンをやろうとすることで、それが上手くいかずメンタルが乱れるなら本末転倒。

ルーティンをやれば必ずフリースローが入るというものではなく、「いつも通りのことをやればほぼ大丈夫」という安心感が必要なのです。

そういったメンタルの安定が、最高のパフォーマンスを発揮するための【準備】のひとつです。日頃からいつもやっていることを試合中にやることで、緊張する場面でも「いつも通り」を自分で作ることができるのです。

その選手にはルーティンの意味や目的を伝え、時間をかけて効果的なルーティンを考えていくことにしました。

お問い合わせはこちらまで

mail: ky202529nz@yahoo.co.jp

tel:090-8969-7985