ある保護者の方からのご相談がありました。

子どもが部活で、厳しい指導者の下頑張ってきたけど、精神的に限界を迎えそうだとの事。

毎日辞めたいと口にし、練習に行こうとすると腹痛をおこし、ここしばらくは学校すら行っていないそうです。

 

「お前はそんな事しかできないのか」

「お前なんかいらない」

というような事をよく言われていて、たまに褒められる事もあるのですが、もはや褒め言葉を信じる事ができず、間に受けるのは批判的な言葉ばかり。指導者からの批判的な言葉が、自分の価値そのものだと思っているようです。

 

こうなると、目標どうこう以前に、心の回復が必要になってきます。

素直なばかりに、本来受け取る必要のなかったメッセージまで受け取ってしまい傷だらけになってしまっている状態。身体に例えるとイメージしやすいですよね。怪我や病気だらけでは、良いパフォーマンスや目標達成どころではありません。まず回復。


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ただ、回復したところで、また競技をやりたいと思うかどうかはわかりません。話を聴く限り、辞める意思は結構固いようです。

メンタルトレーニングは魔法でも洗脳でもないので、本人が「辞める」と決めているものを、メンタルトレーニングで覆すことはできないのです。

 

この場合、メンタルトレーナーができることは、もしも本人が辞めるという選択をしたとしても、敗北感や罪悪感などの自己否定感を残さない様に関わる事だと思っています。

自己否定感が残ると、今後の人生にも大きく影響してきます。

 

今まで頑張ってきた中で、得たこと、できるようになったこと、身についたこと、学んだことに目を向け、それが自分をどう成長させ、今後どう生かしていくかというところに目を向けていく必要がありそうです。

そこに目を向けて行くことで、また「もう少し頑張ってみようかな」という気持ちになればいいなと思います。

 

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