私のもう1つの顔として、司会者という顔があるのですが、いつもお世話になっている披露宴会場の支配人のリーダーシップは本当に素晴らしいなと感じています。

 

先日、披露宴が始まる前に、アルバイトの配膳スタッフに向けて支配人が、新郎新婦様の披露宴への思いを伝えられました。

諸事情で披露宴が延期になっていたお二人でした。

披露宴前に支配人が、配膳スタッフ全員に向けて何かを伝えることはほとんどありませんが、その日は、事情があり特別な思いを持たれたお二人の気持ちを代弁されました。

 

上司から部下へ、先輩から後輩へ仕事の指示を出す時に、具体的にどこに気をつけるかなど、行動を変えるための指示を伝えることは多いと思います。

でも、私がその支配人の尊敬するところは、そういった細かい行動面の指示を出さずに行動を変えさせるところなのです。

 

何を変えているか。

それはスタッフの気持ちなんですよね。

 

先日は、新郎新婦のご事情や、披露宴にかける思い、どんな気持ちで当日を迎えられているかを伝えるだけで、例えば「きびきび動こう」とか「笑顔で」「丁寧に」などはほぼ話されていませんでした。

それでも、若いスタッフ達の働きぶりからは、新郎新婦のために、お客様のためにという思いが伝わってきました。よく目を配り、笑顔で丁寧に、心を込めて対応しているのが分かります。

それも、支配人が披露宴会場で見ていなくてもちゃんとやるんですよね。

 

私が以前働いていた企業では、たくさんのことを学びましたが、その中に「リーダーの影」というものがありました。

影のあるリーダーになろうということなのですが、決して暗い影を持ったリーダーのことではありません。

リーダーがその場にいなくても、思いや指示がちゃんと伝わって、まるでそこにリーダーがいるかのようにみんなが働いてくれるようなリーダーになろうということです。

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私は、仕事中にその支配人の影を感じることは何度もありました。

みんなが同じマインドで働いている一体感を感じるのです。

 

支配人の、スタッフの気持ちを変えるための言葉はいつも心に響き、自然に行動が変わってくるのだと思います。

言葉のチョイスの仕方、伝え方や話の組み立て方は学ぶことが本当に多いです。

 

人の気持ちを変えるための言語化力は、影のあるリーダーには必要な条件の1つかもしれませんね。

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