昨日はサポートしている男子バレーボール部の練習試合へ。地区大会で、まだ勝ちきれないチームです。相手は県で2位、格上のチームとの練習試合でした。

 

見ていて、特別大きな実力差があるようには感じませんでしたが、なかなか勝ちきれない。そもそもコートに立っている選手を始め、ベンチの選手も「勝つ空気」を作れていないと感じました。相手チームの、県で2位という肩書きに、小さくなっているようにも感じます。

 

試合に出ている選手は、反応の遅さや簡単なミスなど、やや集中力を欠いているように見られましたし、ベンチの選手は、以前自分達で決めた、勝つための声かけはするものの、「休憩」感が漂っています…

そして練習試合も競り負けています。

 

これはマズイ!と思ったのですが、もし、あまり実力差がないなら、勝つ空気を作って、メンタルの状態を整えれば勝てると感じました。

 

そこでコートの選手には、集中の仕方や、「勝てたらいいな」ではなく、このくらいの差であれば「次は勝つ」ということにコミットして臨もうということを伝え、私もベンチに入りました。そして相手チームの選手、指導者の状態を見ながら、どんな声をどんなタイミング出かけていけばよいかを伝えました。

とにかく、全員で自分達の流れを作るようにしたのです。

 

すると面白いくらいに変わるんですよね。

 

ベンチからは効果的な声が常に飛ぶようになり、その声にコートの選手も大きな声で応え出します。そしてプレーでもしっかりと応えるようになってくると、雰囲気がガラッと変わってきました。それが相手に伝わり、今度は相手チームのミスが続き始めました。相手選手達の表情もこわばり、指導者からも焦りの声が飛び始めたのです。

そうすると流れは完全にこちら側。

競り負け続けていたゲームも、5セット目は勝利、6セット目は終始リードし、大きな差を付けて勝つことができました。

これには選手達も大喜びです。

 

1セット目に比べて、6セット目に急に上手くなったわけではありません。

逆に相手が下手になったわけでもない。

単に持っていた力を出せたか出せなかったか、の差なんですよね。

つまり、力の出し方、勝ち方を知ったのだと思います。

 

地区大会で勝ち抜けなかったチームが、県で2位のチームに勝てたということで、選手達の大きな自信になったようです。試合後の彼らのニコニコの表情や、やたら高いテンションからそれはよく伝わりました。

 

後は、私がいなくても自分達だけでこれができるようになることが大事ですね。昨日マスターしたことは、目標達成の為のほんの1ピースです。

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