「言ったことが伝わっていない」というのは、上司から部下、指導者から選手の間のコミュニケーションの間で本当によく聞くんです。

 

もっと危機感を持てって言ったのに

もっと早くやれって言ったのに

返事だけして何にも変わらないんだよね〜

という感じです。

 

でも、言われた方はその通りやっているつもりで、最終的に「最近の若い子は」「ゆとり世代」という言葉で締めくくられる事がしばしばあるんですよね。

 

世代のことは分かりませんが、こんなことが原因のこともあります。

 

それは、伝えた側と伝えられた側のイメージの不一致。

 

伝えた側は、例えば「もっと危機感を持たないと、あーなってこーなって、こんな大変な目にあって、辛い思いをしてしまう。だから、いつまでにはこんなことができるようになって、これが終わっていて、こんな状態になってなきゃ!ということはこのままじゃヤバイじゃん!」

ということがイメージできていて、それをまとめて「危機感を持て」と伝えるのです。

でも、伝えられた側は、同じイメージを持てていないんですよね。だから、危機感が湧いてこなくて、でもとりあえず頭の中に「危機感」という文字を持って取り組んでいるから、危機感を持っているつもりなんです。

でも実際、ちょっと話をしてみると「どこら辺が危機なんですか?」という状態だったりしました。

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伝える側は、今までの経験や知識があるので、今の状態を見て未来のイメージができます。

でも、経験が少ない人は、今の状態がどんな未来に繋がるのかイメージできない。

だから、ベテランには通用する指示も、経験が浅い人には伝わらないと感じているんですよね。

【経験の差】なんです。

 

だから、経験の差がある場合、始めは、伝える側は面倒でも、出した指示が何を意味しているのかというイメージの共有と確認は必要ですね。

もちろん、伝えられた側も、同じイメージを持てるまで質問して理解することが責任だと思います。

 

このイメージの共有と確認がないと、ずっと「言ったのに伝わらない」が続いちゃう気がします。

 

阿吽の呼吸になるのにも、ステップがありますね。