悲願の優勝!
サポートチーム、とうとうインターハイ出場を決めました。

信じられないくらい素晴らしい試合をして、死闘を制しての優勝です。
初めて伺った去年の秋には、こんな日が来るとはイメージしづらい状況でした。

「今このチームの目標って何ですか?」と聞いた時、全員「インターハイ出場です」と言いました。
ところが「自分達はインターハイに出るのにふさわしいと思えている人ってどの位いますか?」と聞くと、誰もいません。

実は当時、多くの選手が【辞めたい】と思っていたのです。

色んなことに不満を持ち、練習の時からイライラをあからさまに口や態度に出したり、
講義の時も、堂々と寝てみたり(苦笑)
何か訊ねても
「わかりません」
「……」
というリアクションも多く、おかげ様でずいぶん私のメンタルも鍛えられました(笑)

目標はインターハイですって、一応言っておかなきゃいけないから言ってるだけだったんです。

「この状態からスタートかぁ… あと7ヶ月でインターハイ…まずはもっと現実的な目標を立てるのが先かなぁ…」というのが正直な感想。

なぜなら、本気でインターハイを狙っていて、インターハイに近いところにいるチームは、練習も講義ももっと本気です。
自分達にプラスになるものはどんどん取り入れようという気持ちが伝わってきますから。

基本的に「どうせ自分達は」と思っている選手が多く、ちょっとうまくいったり褒められたりしても、そこに戻ってきてしまうのです。
無意識にダメな自分を演じようとしてしまうチーム。
「実力に大差はない。勝てる力は十分持っているから、あとは力を全部出すだけ」と言い続け、マインドを変えていくことが必要であり、それが大変だろうなと感じました。
そんな状態から始まった、月に2回のご訪問。講義やファシリテーションを通して、チームがまとまり、チームワークが良くなるようにサポートさせていただき、ゆっくりなペースですが、少しずつ選手の態度にも変化が見えるようになった頃。

事件がおこりました。

1人の選手の横柄な態度により、チーム崩壊の危機です。

先生もしばらく部活に顔を出さないので、自分達で何とかしなければいけない。
問題を起こした選手は部活に来るなという指示です。
元々、言動で叱られることが多く、問題児扱いされることも多かった選手です。

問題の選手には、何度か個別の対応をすることになりました。

何とかまたチームに戻り、ちゃんと練習が再開できるようになったのですが、その時点で、決戦の日まで2ヶ月半。
私にも焦りがありました。

選手個人には、私から見ても先生から見ても変化が見られるのですが、なかなか戦い方に現れてこないのです。

他のチームでうまくいってきたことが上手くいかない…という焦りが出始め、実力不足を痛感しながら大会を迎えました。
準決勝までは順調だったのですが、準決勝の相手はかなりの強豪。
当日の朝学校へ行き、個人もチームも最高の状態で臨めるよう、ワークをしたり確認をしたり、選手達の状況とリンクするような素晴らしいエピソードを伝えました。

目と表情が明らかに変わっていくのがわかります。

その準決勝では、先生も保護者の方も感動するくらいの素晴らしい戦い方で、勝利を収めました。勝利の立役者となったのは、2ヶ月半前に事件を起こした選手。
彼のプレーがチームを救ったと大賞賛です。
これほど賞賛されたことはなかったんじゃないかな。
そして迎えた決勝の相手は、今まで勝てたことがない、どうしても勝ちたかった強豪校です。

決勝の朝も学校へ行き、前日と同じようにメンタル面を整えました。
前日にも伝えたのですが、嬉しい気持ちを一切明日に持ち越さないために、イメージを使ってしっかりリセット。

その後は、チームワークが良くなり試合がわくわくできるようなワーク。

そして、試合中どこに意識を持っていくかということを特に何度も伝えました。

選手達には良い勢いがあったため、きっとリードする時間帯が出てくるだろうと思っていました。

その時に、「勝てるかも」「優勝しちゃうんじゃない?」「あと何分で勝てる、早く終われ!」というところに意識がいって集中力が切れてしまうことが怖かったのです。

以前サポートさせていただいたチームがそんな状況になり、あと一歩のところで逆転負けしてしまった悔しい思いからの教訓もあります。

どんな状況になってもやるべきことをやることが大事。
試合中に、勝てるかも、負けるかもといった未来の予想や、なぜあんなミスをしたんだろうという過去の反省は絶対にしないということは何度も伝えてきましたが、改めて強く伝えました。

ここまでくると、勝ちたい気持ちはどちらも差はありません。

勝ちたい気持ちが強い方が勝つのではなく、やるべきことをより多くやれた方が勝つのです。

そしてもう1つ、全力を出し切ること。
これができないチームだったのです。

前日の準決勝で初めてといっていいほど全力を出し切ることができましたが、あともう一回、全て出し切る必要があります。

どんなに疲れても死なないから大丈夫。倒れても救護班がいるし、控え選手もいるから、安心して倒れてくださいと何度も言いました。
臨んだ決勝戦は、予想通り、リードする時間帯が長くなりました。
そのこと自体今までにはなかったこと。

どの選手も、見たことないような必死なプレーの連続。ベンチも見たことないような盛り上がりで、完全にチームが1つになっていました。

リードしているとはいえわずかな差。相手も強豪です。
追いつかれたりリードを許したり、どちらも必死のまさに死闘でした。

最後はどっちに転んでもおかしくない展開の中、試合終了の合図。

悲願の優勝です。

喜びを爆発させる選手達。泣きながら抱き合う保護者の皆さん。

本当に素晴らしい戦い方をしてくれました。
変な話ですが、仮にこれで負けていたとしても、見ている方は納得できる戦い方だったと思います。
その位全力を出し切った試合でした。
選手達に足りないと言われ続けていた全力を出すことを見事にやりきってくれました。
先生曰く、1年前は腐ってたチームが。
「インターハイ出たいです」と適当に言っていたチームが。

本当に出ちゃいました。

選手達への第一声は
「ほら、できたでしょ!」

もうそれ以上言葉がありませんでした。

当日、特別な力が湧いてきたわけではなく、今までずっと持っていたけど、出したことのない力を出しただけなのです。
色んなチームをサポートさせていただく中で、たくさん嬉しい思いを共有させていただきましたが、これほどドラマのあったチームは初めてでした。

人が感動するのって、結果に感動するわけではなく、底力を出す瞬間を見た時に、誰もが大きな感動を覚えるものなんだと思います。

そんな感動を与えてくれたチームに感謝です。
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